

- ————好きなキャラはいらっしゃいますか。
- 藤村:それはもちろん、いくつかやらせていただいていますが、トビーが一番好きです。やっぱ愛情が入ってしまって。
- ————自分自身感情移入して。

- 藤村:トビーというキャラクターが、やっぱりすっごくかわいく、いいやつじゃないですか、とても。そことか、やっぱサイズ感。はじめ小さいキャラクターの声を出すっていう難しさがはじめあって、苦労したのを覚えているんですけれど、やっぱりとにかくかわいいっていうところに惹かれました。
- ————トビーかわいいですよね。
- 藤村:はい。でも他も、タオとか、大好きですけど。
- ————自分で演じていないキャラで気になったキャラクターとかいます?
- 藤村:そうですね、やっぱりコニですかね。
- ————コニね、ですよね。
- 藤村:気になりますね、やられてもやられても、笑っちゃう、うれしいっていう、このМキャラ(トビー)ていうか、かわいいですね。
- ————収録前にテンション上げるためになにかしていますか。
- 藤村:そうですね、力が入ってしまうとトビーを演じずらいので、かといって寝起きでできるわけでもないですけれど、無駄に構えない、逆にテンションを変に上げないということを意識していました。なんか頑張りすぎないというか、頑張るとトビーではなくなってしまうので、その辺の調整はなんとなく今日はトビーの収録だと思うと朝はちょっとゆったりトビー的に過ごすっていうんですかね、ゆるりと過ごして、やんわり入っていくという感じにしていたつもりです。
- ————カリーノ・コニの一押しポイントを教えてください。ファンの皆さんに一言。

- 藤村:これはやっぱり、映像。ミニチュアと、キャラクターのCGとの奇跡のコラボというか、あまりにもきれいですし、かわいいです。声を入れているので、声を一押しにしたいところでもあるんですけど、ファンとしては毎週テレビで見てやっぱりきれいだなとか、かわいいなとか私が思うので、そこがやっぱり一押しポイントですかね。やっぱすごいです。ミニチュアの現場見てることもありますけど、照明がきれいとか、本当に実際に作ってあるのだろうかと思わせる、技術の高さにはもう圧巻です。創りの精巧さ。
- ————細かく作ってありますからね。
- 藤村:本当にもう頭が下がります。
- ————そこに入るCGのキャラクターも、さもそこにいるようなのですごいですよね。そんな大変な作業をやっていたアベ監督に関しての感想を聞かせてください。
- 藤村:すごく平たく聞こえちゃうと嫌なんですけど、とってもやりやすかったというか、何と言ったらちゃんとこの気持ちが伝わるかな。信頼できる監督です。アベさんの中に明確なイメージがあって、それを指示してくださるので、イメージと違うことをした時のアドバイスしてくださる言葉のチョイスとか、そこに絶大な信頼がありました。もう任せられる、言ってる通りにこちらがやればコニの世界観に合うんだなっていう。初回の、オーディションの時もちょっと思ったんですけど、初回の収録の時に、すごく信用できる方だなっていうのがあって、もう寄りかかってやっていました。なので、とても楽しかったし、無駄な緊張がなかったので、トビーをやるにあたってもやりやすかったです。極度の緊張で、良いものが、自分らしさが出せない現場とかも、あったりするんですけど、そこもすごくメンタル的部分でもリラックスさせていただき、導いてもらえたのでとても素敵な監督でした。
- ————アベ監督からまたオファーがあったらやってみたいですか。
- 藤村:二つ返事で、はい、やりますっていきます。ご縁でこの素敵な作品にめぐりあえたこともうれしいですね、奇跡に近いなと思っています。この「カリーノ・コニ」の一部を担えたことがうれしいなと心から思えた作品でした。
- ————ありがとうございました。
- 藤村:ありがとうございました。